結婚を機に同棲を始める夫婦は多いですよね。
結婚したけど、賃貸と持ち家ってどっちが良いの?
お互いにどんなメリット、デメリットがあるの?
そんな悩みに応えます。
結論から言うと人によって正解が違うため自分の価値観が合うと思った方を選んで欲しいという事になります。
この記事では、賃貸と持ち家のメリット、デメリットについて少し北陸地方目線も入れて詳しく簡単に紹介しました。
それでは書いていきまっしょう♩
賃貸
メリット
・気軽に引っ越しができる
仕事での転勤、結婚や出産によって家族が増えた場合や希望の立地、求める部屋の広さが変わっても、柔軟に対応することができます。
また、大事なのは近所付き合いですよね。近所の人が嫌な人で不満が出てきても賃貸の場合だと気軽に引っ越せるので住む場所をいつでも移せる事が可能です。
・修繕費や固定資産税がかからない
設備の不具合や建物の老朽化、天災での修理費用などは自分で負担するのではなく管理会社やオーナーが負担してくれる場合が多いです。
しかし、借主に過失のある設備トラブルの場合は費用がかかるので気をつけて暮らしていく必要があります。
支払いの面では家賃や更新料だけなので固定資産税などの税金等の支払いはかかってきません。
デメリット
・家賃が一生かかってくる
当たり前の事ですが、賃貸なので老後も家賃を払っていかなければいけません。
僕は富山に住んでいて北陸地方の賃貸の場合だと生涯でいくらくらい払っていくのか気になったので家賃相場を調べて計算してみました。
例えば30歳から80歳まで50年賃貸で住む場合で考えてみます。
計算式
家賃相場価格×12ヶ月(1年)×50年
富山県の平均家賃相場価格5.9万円
5.9×12×50=3540万円
石川県の平均家賃相場価格6.1万円
6.1×12×50=3660万円
新潟県の平均家賃相場価格6.5万円
6.5×12×50=3900万円
ぐらいかかってくるわけですよ。
こういう風に考えてみたら結構かかってくると思いませんか?
当たり前ですが、家賃以外にも更新料や敷金、礼金などもかかりますし、生涯同じ賃貸で住むわけではないので引っ越し代もかかってきます。
また、賃貸を退去する時の汚れや傷などで大家とトラブルが起こるかもしれません。
さらに、万が一老後で引っ越さなければいけない場合資産があったとしても、収入が年金だけになるので大家の方が部屋を貸してくれるかわからないので、住む家がなくなるリスクもでてきます。
持ち家
メリット
・自分の好きな家の間取り、デザインにできる
注文住宅では、子供のことを考えて部屋数を増やしたり家事動線を考えて自分たちの好きな間取りに住宅を建てる事ができます。
また、中古住宅の場合でもリフォームすればまるで新築のように綺麗になり価格も抑えられる為おすすめですし、老後の際にはバリアフリー化するなど家族の事を考えてリフォームする事も可能です。
マンションの場合では、間取りの変更は厳しいかもしれませんがキッチンや内装材などを選べるものもありますし、賃貸に比べて内装、設備のグレードが高いのが一般的です。
さらに、住民の生活をサポートしてくれる「コンシェルジュ」がいるマンションなどでは、まるでホテルのようなサービスをしてくれる物件などもあります。
例えば、タクシー呼んで欲しい場合や配送をお願いしたい場合はコンシェルジュにお願いするとやってくれます。
しかし、賃貸の場合では間取りや部屋数を増やすことは固定されている為不可能です。
また、キッチンなども選ぶことができないので大家さんのセンス次第になってしまいます。
・住宅ローン完済後は毎月の支払いが少なくなる
住宅ローンを組むと生活の重荷になってしまいますが、35年40年後には住宅ローンを払い終えるので住宅ローン完済後は毎月の返済がなくなり、固定費の出費を抑えられ生活は楽になります。
ただし、住宅ローンを完済後でも固定資産税や修繕費等は必要になりますが、賃貸よりは負担が少なくなるでしょう。
また、債務者が亡くなってしまった場合や病気などで働けなくなった場合には団体信用生命保険によって住宅ローンが一気に無くなるケースもあるので住宅ローンを借りる際には重点確認ポイントになります。
住宅ローンを借りる時には一定の条件を満たすと住宅ローン控除などの国からの支援策を受けることができ、税金面で優遇されます。
・資産になる
賃貸の場合ではどれだけ家賃を払っても自分の資産になりませんが、住宅の場合はローンを払い終わると自分の資産になります。
資産とは言っても、住宅は購入した時点で2割ほど住宅価値が下がり、25年ほどで家の価値が無くなる場合が多いです。
土地の価値が残るので将来的には売却する事や子供に残してあげると言う選択肢を選ぶことができます。
デメリット
・天災のリスク
これが1番のデメリットになるんですよ、、、日本は地震の多い国です。なので、家を買っても大きな地震で倒壊してしまう可能性があります。
また、地震の時は津波、土砂崩れ等の被害も出てくるので、海沿いの家や山の方の家はより危険ということになってきますね。
さらに北陸地方の場合では、豪雪のことも考えて住宅を買う必要があります。今年のような豪雪の場合は雪の重さで家やカーポートが潰れるケースも多かったと思います。
雪の重さは1立方メートルで新雪の場合だと150kg以上、 雪が積もって固まっていった場合だと500kg以上にもなる場合があります。
北陸に強いハウスメーカーだと建築基準法で地域ごとに基準が決まってはいますが、注文住宅を建てる際は一応営業マンに聞いてみた方が良いです。
・修繕費や固定資産税
家の設備のトラブルや内外装のメンテナンスが必要になる期間は10年〜15年後くらいだと言われています
建物の修繕にはまとまったお金が必要になる為計画的に貯蓄しておくことが大切です。
例えば
フローリングの張り替えの一般的な相場は、6畳間で10~20万円前後程
外壁では外壁の種類にもよりますが大体60〜300万円程になります。
また、住宅ローンを組む際には、ローンの返済だけでなく、必ず税金の支払いまで含めた資金計画を立てる事が大事です。
僕の場合は、家を建てても土地が多く余ってしまう為農地転用する際に分筆しようと考えていました。
理由は、【宅地】と【田】では固定資産税の料金がはるかに違うからです。
しかし、土地家屋調査士さんに詳しく聞いたところ住んでいる町内にもよりますが僕の場合は分筆する際には40万円以上の費用がかかるし住宅の完成も2ヶ月ほど延びるから分筆しない方が良いと言われ辞めました。
多くの方は【宅地】になっている土地を買う場合が多いと思いますが、祖父などから譲り受けた土地では【田】の場合がほとんどです。
将来の事も考え分筆するかしないのか専門家に相談などをして家を建ててるようにしてください。
まとめ
今回は賃貸と持ち家のデメリットを書きました。
賃貸の場合では、今後転職などで住む場所が変わるかもしれない方や税金などを多く払いたくないという考えの方に向いていると思います。
持ち家の場合は過ごしやすく広々した間取り自分好みのデザインにして、老後も家族とゆっくり過ごしたいという考えの方に向いていると思います。
個人的な意見ではありますが、都会なら賃貸の方がいいと思います。
都会の土地は値段が高いですし、買えたとしても細長かったり狭かったりして良い土地がなく広くてゆとりのある家が建てにくいからです。
僕の場合は祖父の土地があった事と家族の幸せや満足感を優先しのびのびと住める事を考えて持ち家(注文住宅)を選びました。
嫁ちゃんと考えた世界で1つの家を建てるため現在ハウスメーカーと間取りの打ち合わせを進めています。
経済面では僕も不安ですが、夢や思い出がたくさん詰まった家を建てたいと思っています。
ハウスメーカーを短期間で選びたい、展示場に行くと営業マンの接客が嫌だなぁと思う方がいればSUUMOを活用してみてください。
最後まで見ていただきありがとうございます‼️でわっ💨